【DRESSとワークマンの長靴を比較】釣りに使えるレインブーツを履き比べてみた

2021.03.31

皆さんは雨が降っている日に釣りに行くときは、どのような長靴を履いていますか?
とくに梅雨時期になると魚からの反応が良い分、身の回りのコンディションだけは整えておきたいものですよね…。
足元が歩きづらいものや防水機能が劣るものだとそれだけで不快な思いもするし、釣果に悪影響を及ぼすことだってあるかもしれません。
今回ご紹介するレインブーツは、人気絶頂中のDRESSとワークマンブランドの長靴。
釣りというアクティビティだけにとどまらず、さまざまなアウトドアに使えるコスパと機能性が高次元で両立したまさに究極の長靴なんです。
実際に両方購入して釣り場で使ってみましたので、レインブーツの購入を考えている方は本記事を参考にしてみてください。


DRESS レインブーツエアボーンの特徴

今回、まず始めにご紹介するのがDRESSのエアボーンという長靴。
最近発売されたばかりで見た目にもかなりおしゃれでカッコイイ長靴なんです。
さすがに釣りメーカーだけあって、さまざまな機能が搭載されていて履いているだけでも釣りに行くのが楽しくなってしまいそうな印象。
搭載されているおもな機能は、以下のような感じです。


洗練された外観

ブラックカラーを基調としたミリタリーテイスト溢れるデザイン。
エアボーンブランドを象徴するプリントが描かれ、黒光りするシルエットは長靴というよりもはやコンバットブーツの領域。
表地のナチュラルラバーが足元に吸い付くように追従します。


安定した歩行姿勢を保つラジアルソール

靴底は安定した歩行姿勢を保てるラジアルソール。
防波堤や海釣り公園などの整備されたコンクリート護岸はもとより、滑りやすい水中の岩を歩く際にも歩行バランスをキープし続けます。


脱着に便利なキックオフ&プル・ストラップ機能搭載

本体下部には、脱着に便利なキックオフ機能が搭載されておりとても便利。
一般的なブーツですと両手を使って脱ぐ動作を必要としますが、もう片方のつま先で踏んでおけば手を使わずに脱ぐことだってできます。




履き口に付属のプル・ストラップを使えば簡単に履けますよ!


ふくらはぎ部はコード付きで締め付け自在!折りたためてコンパクトに収納可能

伸縮自在のショックコードを使えばふくらはぎ部を締め付けることができ、足にジャストフィット!
歩行しにくい場所を歩く際にもずれ落ちる心配がありません。
また、表面素材は非常に柔らかいため、くるくるとロール状に折りたたんで持ち運びができるパッカブル仕様。


ワークマン 防水フェストブーツの特徴

ご紹介するもうひとつの長靴は、キャンパーや釣り人に昨今話題のワークマンブランド「防水フェストブーツ」。
コスパに優れながら完全防水であるそのディテールは、まさに究極のレインブーツ。
あまりにも人気すぎる為、入手しずらいという側面があり、予約購入しました。
おもだったパフォーマンスは、以下の通りです。


くるくる折りたためる

DRESSのエアボーンブーツとディテールが被る点もありますが、こちらもやはりくるくる丸めて収納可能。
全長は約40cmで表面の生地はとっても柔らかく、皮とナイロンを合わせたような素材。
小さくコンパクトに折りたためて仕舞えるのは好印象ですね。


インナーソールは取り外し可能

内部のインソールは取り外しができ、お好みのものに変更が可能!
ちなみにDRESSのブーツも可能です。
フィット感がいまいち…といった場合にも即座に対応ができる点は嬉しいメリットですね。


ワークマン独自素材「タフテリアル」搭載

足回りには、ワークマン独自の高強度素材「タフテリアル」搭載。
引き裂き強度が通常のゴム長靴の4倍もあり、擦れや衝撃に強く耐久性は抜群です。


持ち運びに便利な収納袋付き

持ち運びに便利な小袋付き。収納面もしっかりと考えられている点はありがたい…!


使用したシーン

今回は、釣りに使える長靴はいったいどちらなのか、という素朴な疑問を確かめるため、両方携えて実際に釣行。
着用して釣り場での履き心地や機能性を確かめてみました。
使ってみたフィッシングシーンは次の2通りとなります。


シーン1.DRESS レインブーツエアボーンの場合

レインブーツエアボーンの着用シーンは、海釣りでのメインの使用を想定したフィッシングシーン。
釣り公園や防波堤・沖堤防・岸壁などの陸っぱりでの履き心地をイメージしながら実際に着用してみました。
どれくらいの機動力があり、防水性能はいかがなものか、というニーズを探るのが本来の目的です。


シーン2.ワークマン 防水フェストブーツの場合

防水フェストブーツは、足場の悪い渓流釣りや河川での釣りをイメージしたリバーフィッシングにチャレンジ。
苔の生えたゴロタ場や急斜面の護岸などを実際に着用して歩いてみました。


実際のインプレッション

DRESSブランドとワークマンのレインブーツを実際に釣りで使ってみて気づいたこと、率直な着用感をご紹介します。
今回は、あえて釣りでのフィーリングに限って確かめてみましたが、さまざまなアウトドアを想定した使い方が可能です。
これから迎え来る梅雨時期に備え、ぜひ購入を考える際の参考にしてみてください。


履き心地・フィット感

両方とも足に追従して履けるフィット感は、さすがにアウトドアで使える用途を目的として開発されているクオリティです。
通常のゴム長靴に比べて少々履きづらい一面はありますが、心配があれば1つ上のサイズを選択することで窮屈さを解消できるでしょう。
あくまでも両者とも長靴というよりは、ロングブーツといった印象。
DRESSのレインブーツは、非常に軽く足にジャストフィットしますね…。
私は普段25.5cmのスニーカーなどを履いているので26cmのサイズを選びましたが、靴擦れなどもなくちょうどよく歩きやすい印象でした。
対するワークマンの防水フェストブーツは、前者に比べて少し重量感を感じました。
厚底の部分が分厚い分、重みを少し感じる印象です。
ですが、25.5cmと普段と変わらないサイズを選んでフィット感もジャストフィット。
どちらの長靴も窮屈さも感じず、快適に釣りに使える印象でした。


防水性能

気になる防水性能ですが、ウエーダーの開発も手掛けるDRESSのレインブーツは、雨水などが内部に浸透することは皆無。
水中の岩などに擦れて生地が破損してしまうといった心配も、よほどのことがない限りはなさそうです。
対するワークマンの防水フェストブーツは、一見すると「これ浸みてこない?大丈夫?」といった表面の生地質に不安を若干感じる印象です。
ですが、実際に水の中に入って試してみましたが、驚くほどの防水性能。
完全防水を唱っているだけあり、こちらも全く問題なし。両者ともに防水性能はお墨付きです。

バーサタイル性能

長靴を履いたまま雨天時やランガンスタイルでの釣りの使用感は、誰もが気になるところではないでしょうか。
ワークマンの防水フェストブーツのソール部分はゴム底で厚みがあることもあり、実際の着用で岩などが点在するフィールドを歩いてみたところ、少々滑って足元を取られるシーンがありました。
DRESSのラジアルソール部分は、足裏に吸い付くようなイメージで、尖っている岩の上を歩いてもソール部が屈曲し足元を取られるシーンがほとんどありません。
また、斜めになっている傾斜のある部分を歩行しても、バランスを崩さずに歩けるメリットはまるで地下足袋のよう。
軽くて忍者のように歩ける長靴は、そう多くはないように感じますね…。


収納面
収納面に関しては、持ち歩きに便利な収納袋が付属されている分、ワークマンのレインブーツに若干の軍配あり。
両長靴ともに丸めてコンパクトに収納できるメリットは、釣り場での機動力を考慮して考えるうえでも、携帯性に優れていると捉えることができるでしょう。
バッカンの中に忍ばせておくこともできますし、車のトランクの中に常備しておいても良し。旅行にだって携帯できてしまいますよ。


結局、どちらの長靴が釣りに向いている?

ホームセンターなどで販売されている市販のゴム長靴は意外とサイズ感がゆったり目で、釣りで使うとなると水の侵入に不安がつきものですよね…。
フィット感にゆとりが多いので、雨カッパを着用した際にも裾の部分が長靴の内部に入ってしまい水が侵入してしまう可能性だってあります。
あまりにブカブカでは、足元にストレスが溜まってしまい、釣りどころではなくなる危険性も…。
今回厳選した長靴は、そんなストレスから解放される水辺でのアクティビティに特化したレインブーツです。皆さまなら釣りに行くときどちらを選びますか?


おしゃれなアウトドア派にはワークマンの防水フェストブーツがおすすめ

見た目にもおしゃれで男性・女性問わず使える昨今大人気のワークマン防水フェストブーツ。
しっかりと足に馴染むフィット感や防水性能、手軽に持ち運びできる利便性などを考慮しても十分釣りで使える機能を有しているといえるでしょう。
ですが、私個人として気になったのがやはりソール部の厚み。
ラン&ガンでフィールドを歩き回ることが多い釣りでは、若干ゴム底の厚みがあるぶん水中での動作や歩行の妨げになる可能性もあるのではないかと感じましたね・・・。
現に苔の生えた岩場などを歩く際に滑ってバランスを崩し足を取られることもあったので、ウエーダーのようにガシガシとした水中での使い方は不向きかもしれません。
コスパも優れ、おしゃれで手軽に使える利便性から考慮しても、釣りで使うのであれば雨天時のちょっとした釣行、堤防や海釣り施設などのファミリーフィッシング向けのレインブーツとしての使い方が最もおすすめです。
また、キャンプやフェスといった野外アクティビティでは、そのシルエットの美しさから様々なウエアーに合わせたファッショナブルな着こなし術が注目されるでしょう。


釣りならやっぱりDRESSのレインブーツ エアボーンで決まり!

釣りで使うならやはりDRESSのレインブーツエアボーンが絶対におすすめです!
歩きやすい・滑りにくいという特徴もさることながら、
軽い・動きやすい・ボトムの形状が足の裏で感知できる・身体のバランスが取りやすい・傾斜のある護岸でも滑らない・デザイン性に長けている・耐久性能はお墨付き・疲れない、などなど・・・。
防水性能に至っては、素材同士の接合部などのちょっとした継ぎ目もしっかりと補強されているので、水中での衝撃にも頑丈に耐えられ、内部に水が浸入する可能性は限りなくゼロに近いといえるでしょう!
ワークマンのレインブーツよりも軽さを感じるので、長時間歩きまわるラン&ガンでも足元にストレスを感じることがほとんどありません。
価格面では一般的なゴム長靴と比べても高価ではありますが、それだけ素材も優れクオリティが高いという証拠。
船釣りでも使用してみましたが、長時間足元に水が流れている状態でも全く水の侵入ゼロ。
単に雨天時の長靴としての使い方のみならず、足元まで水中に侵入して狙いにくいピンポイントを攻略していくようなラン&ガンの釣りにおいてもハードに使えるマテリアルから考えると、やはり釣り専用に開発されているDRESSのエアボーンはポテンシャルが高いと感じました!


パックシンクがあればその場で長靴が洗えて超便利!

ちなみにパックシンクがあると超便利♪
使って汚れた長靴を車内にしまう時だってその場で洗うことができますし、キャンプに行った際にも汚れた食器類などをまとめて手洗いできますよ。
使わない時は折りたたんで車のトランクなどちょっとしたスキマに収納できますので、持ち運びにも大変便利!釣りなら釣った魚をキープしておく携帯用ライブウエルとしても使えるのでおすすめ♪


釣りに使えるレインブーツまとめ

釣りやキャンプなどの水辺のアウトドアでは、長靴が1足あると非常に便利ですよね!
今回は、ワークマンとDRESSのレインブーツを実際に着用して、どちらが釣りに向いているのか、といった履き心地を確かめてみました。
DRESSのレインブーツはクオリティが非常に高くパフォーマンスに優れるため、長期間にわたってしっかりとした長靴を使い続けたい、という方には超おすすめ!
ワークマンの防水フェストブーツは、手ごろな価格でコスパの良いものをお探しの方に自信を持っておすすめできるモデルといえるでしょう。
どちらも人気商品なので、事前に予約をしておいた方が確実に入手できますよ♪

ぜひよい長靴と出会ってローライトの日の釣りを心から楽しんでみてください。

DRESS レインブーツ エアボーン AIRBORNE 長靴 [ラジアルソール]
■カラー:BK
■材質:表地/天然ゴム、裏地/ポリエステル
■重量:約580g(26cmサイズ片足)
■サイズ/JAN:
【25cm】4571443171993
【26cm】4571443172006
【27cm】4571443172013
【28cm】4571443172020
【29cm】4571443172037

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