【2020年最新】軽量小型フィッシュグリップ「デリンジャー3.2」実釣での使用感を徹底解説!

2020.06.05

魚を安全に掴む「フィッシュグリップ」使ってますか?

 昨今、釣行時には必須となっているフィッシュグリップ。
フィッシュグリップとは、釣り上げた魚を安全にキャッチするためのツールで、DRESSでは「グラスパー」「ディノグリップ」などの代表的な商品が発売されています。
そしてDRESSから軽量小型タイプのフィッシュグリップ「デリンジャー3.2」が発売されました。
今回はこの「デリンジャー3.2」を実際の釣行で使用した感想や魅力を徹底解説いたします。

フィッシュグリップ「デリンジャー3.2」仕様と商品コンセプト

「デリンジャー3.2」は手のひらに収まる小型フィッシュグリップ。
全長204mm重さ105gとコンパクトで軽量な、サッと取り出し、サッと使える便利なサイズ。タックルケースやバッグなどに毎回仕舞わずとも、フローティングベストやバッグなど身に着けておくのもオススメ。

デザインモチーフは小型護身用拳銃“デリンジャー”

拳銃のようにグリップを握り、トリガーを引くことでクローの開閉ができます。
トリガーを引くときも手に無理な負荷がかからないよう、自然に操作することができ、より使いやすく発展させたスタイリッシュなツールです。

DRESS「デリンジャー」シリーズの歴史

2010年に初代デリンジャーが発売され、2013年にはクローの厚みが強化され、開口サイズが215mmまで拡大した二代目“デリンジャータフ”が登場。
そして今回、より握りやすいグリップへと進化し、6mm厚の強化クローへパワーアップ。最大開口サイズは290mmまでさらに拡大した三代目「デリンジャー3.2」へと生まれ変わりました。

バスやトラウト、ロックフィッシュやクロダイはもちろん、シーバスや小型青物なども対応した、万能フィッシュグリップです。

「DRESSデリンジャー3.2」実釣時の使用感を解説!

釣り上げた魚をキャッチする際、何も考えずに手でつかむのはとても危険です。
魚種によっては毒を持っていたり、鋭いヒレや歯を持つもの、鱗が無いものなど、自分や自分の身の回りの人に危害を加えてしまう場合があります。
また、魚に対しても、掴み方によっては魚に深刻なダメージを与えてしまうこともあるため、この「デリンジャー」をはじめとした、フィッシュグリップを用いることで、安全に魚を掴むことができます。

DRESSフィッシュグリップは掴んだら離さない!

フィッシュグリップで魚を掴んだ後は、安全に針を外したり、魚を持ち上げて写真を撮ったりといろんな用途で活用が考えられますが、フィッシュグリップによっては持ち上げた時に落ちしまったり、暴れたりした時に外れて服や釣具が汚れ、時には傷つけるなど、苦い経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし、DRESS製のフィッシュグリップ「グラスパー」「デリンジャー」などトリガーを操作するタイプ「魚を掴んだら外れることのない」徹底したクローのメカニズムは、この「デリンジャー3.2」にもしっかりと受け継がれています。
クローの開閉はトリガーでのみ動作し、どんなに魚が暴れても外れることはありません。
実際に50cmを超えるチヌやハタなど多くの魚種を掴んでみましたが、ホールド力が弱まることもなく、クローが変形することもありませんでした。

最大の特徴:ユニコーンクロー

多くのフィッシュグリップは魚の口の中にクローを挿入して掴むのですが、魚を釣り上げた際、魚の口が閉じられてクローを挿入できないことがあります。
その点、DRESS製フィッシュグリップ「グラスパー」「デリンジャー」はアッパークローにユニコーンと呼ばれるホーン(角)がついており、口が閉じられていても、ユニコーンホーンでこじ開け、安全・確実に掴むことができます。
また、アッパークローが固定され、アンダークローだけが動く仕様となっているため、魚の口をこじ開けやすく、確実なホールドと操作性を実現しています。

DRESSデリンジャー3.2まとめ

当初、発売可能なレベルまで仕上がった「デリンジャー3.0」が存在しており、開発の検討段階でオミットされたアイデアを再検討、「3.1」を経て最終形態となったのが、本モデル「デリンジャー3.2」とされているそうです。
この「デリンジャー3.2」をみたときは、大胆なフォルムチェンジには相当ワクワクし、早く使ってみたい!という衝動にかられましたが、お蔵入りになった「3.0」や「3.1」がどんなものかも気になってしまいますね。
今後、何かの形で開発秘話や、新しいモデルにその片鱗でも見せてくれると嬉しいですね!

DRESS デリンジャー3.2
メーカー希望小売価格:8,580 円

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